土木工事業は、インフラの整備などを中心とした公共工事や、民間の土木工事、災害における復旧工事、さらには設備の老齢化に伴うメンテナンスなど幅広いニーズがあり、将来にわたってますます需要が高まることが予想されます。主に公共事業が多いため、例えば2021年の東京オリンピックに関わる開発など、日本の景気に大きな影響を与えるものもあります。また、今後老齢化の進行が懸念される国道や橋梁の整備・維持などは、「住民の生活を守る」ということに大きくつながります。ここ中濃地域では、台風や豪雨による災害への対策も、地域インフラの整備・維持の面で期待されています。
河川関連の工事には「河川工事」、「河川改修工事」、「河川構造物工事」の3種類があります。同じように、「海岸工事」もありますが、内容としては浚渫(しゅんせつ)工事と呼ばれる、水底の土砂などを取り除く工事も含まれます。
道路工事は、「道路改良工事」、「道路構造物工事」、「道路築造工事」、「道路開設工事」に分けられます。トンネル工事は「トンネル本体工事」、「シールド工事」と、施工方法がシールド工法もしくは、作業員が内部作業を行う推進工法による工事である「推進工事」に分けられます。
橋をつくる工事である橋梁工事は、「PC橋梁工事」、「PCロックシェード橋梁工事」、「コンクリート構造物での橋台工事」、「橋脚工事」に分類されます。
ダムをつくるダム工事は、「ダム建設工事」、「砂防ダム工事、「貯水池ダム工事」の3つです。
空港をつくる工事のことです。
土地を整地したりする工事には、「土地区画整理工事」、「土地造成工事」、「大規模な宅地造成工事」の3種類があります。
水道関連の工事には、「公道下等の下水道の配管工事」、「下水処理場自体の敷地造成工事」、「公道下等の上水道管埋設工事」と、自治体の公共工事である「一般水道工事」のうち、「開削工事」と「小口径推進工事」があります。さらに、配水管布設や内管挿入の工事などを行う「一般配水管工事」も含まれます。また、「上水道幹線工事」と「下水道幹線工事」、「大口径管工事」という工事もあります。
pavement
civil engineering
park